店主ノート
10年史 その6(真ん中 3)
2019年11月17日(日) 5:58
11月17日 15時06分
先日、常連のK島さんが来られ、『マスターの店主ノートが面白い!K姉さんとS子さんとのくだりは感動する』とお褒めのお言葉を頂き調子に乗ったので早めに書かさせてもらいます。
移転してから1年半くらいでなんかフットワークが宜しくないなーと思うようになりました。
要するに自分のこうしたらもっとお客様が喜び、店の価値観も上がり、売り上げが伸びればスタッフも豊かになる。
その気持ちがどんどんと日を増すごとに大きくなり
ついにある1つの結論に至りました。
それはこの店を100%自分のものにする。
これですよ!
決まると即行動です。
アレ!資金は?リースだな!
あとは子は親と交渉する。
交渉した結果良い返事をもらえた。よっしゃー!!!です。
店名はやっとこ北海番屋でも構わない。
やっとこイズムがあれば大丈夫です。
更に浮かれて舞い上がり有頂天。になっていました。
そう、あの日が来るまでは。
そのあの日とは9月に起きた地震ですよ。あの日から計画が上手くいかなくなってくる。
いや、これが後に今のやっとこに戻って来るとは僕自身も予想はしてなかったんです。
あの地震で状況が状況だったので10月末くらいまでは話しの進展がなかったんです。
そして運命の日が来ました。
深くは話しませんけど交渉決裂です。
一言でゆうならば勝負には勝ったけど力で負けた。
その瞬間、僕が真っ先に思ったのはやっとこオープンしてから6年間の純粋なやっとこの常連さんの皆さんが消えたように感じたんです。
次の日からは毎日自問自答です。
これで良いのか⁈、どうすることも出来ないのか?
その思いと自分の野心を後悔する自分もいました。
本来ならちょっとだけ良い夢を見て普通ならこれで終わる話しなんですよ。普通なら…
でも、僕は普通ではなかったんです。
火事から1ヶ月くらいで復活した僕はまだ神様から見放されてなかったんです。
それはこんなことです、
実は僕が真ん中に移転してから前の場所のビルの担当営業マンNさんは移転後もお客様を連れて来てくれたり、時には通りかがっては僕が元気なのかとか気にかけてくれてました。
ここから先が神がかりなお話しをします。
すいません、今日は寒いので牛乳を熱燗にして飲みたいので
神がかりなお話しは次回(真ん中 4)にします。
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