店主ノート
本日、12日は何の日 その７
2023年10月19日（木） 8:35
10月19日 7時48分
その６の続きですよー。
その１〜その６までご覧になってないと話しがわからないよ。
そのきっかけとは
帰ったら、同級生のＳ子からお見舞いが届いていました。
彼女も飲食店ではないけど手に職をもつ個人事業主。
お礼の電話をかけて話しているうちに僕はお金の心配を彼女にこぼす。
すると彼女はそれに対して『私、何か借金だらけだけど何とかなるもんだよー！』と
それを聴いたとたん、何か迷いが消えて踏ん切りがつき。
あの店を借りよう！と思い。
そう、決めて覚悟をしたならあとは開店まで早い早い。
料理は今までので良いし。
席数に合わせた食器と食材とスタッフを揃えて。
自分の頭の中でシュミレーションを組み。
次の月の12月10日に復活オープンしました。
プリンス会館の店主の中で復活したのは３番目だったらしい。
オープン日前後辺りはラジオ番組.新聞等の取材を受けたり。
この復活のストーリーを知る唯一の手段が当店のホームページしかなく。
毎日のように今の状況を店主ノートに書き込んでいました。
当時はまだTwitter,インスタ,YouTubeをやっていなかったので。
ホームページをズッーと見てくれていた常連さんの皆さんは
心配してくれていてオープン前でもわざわざ店に来てくれ励ましてくれたりと。
僕は正直言ってこんなにもやっとこが指示されてると思わなかったんですよ。
そういえば前にやっとこって言う店があったけど。
火事で無くなったなー
くらいだろうと思ってたもんで。
感謝、感謝、感謝ですよ。
また、刺し盛りを作れるんだなー
12月で本来なら忘年会シーズンほとんど忘年会はなかったんですけど
でも、忙しいかったなー
もし、あの日あの時
Ｓ子のお見舞いが届き
Ｓ子にお礼の連絡し
Ｓ子の話しを聴いてなかったら
全てのタイミングがずれて。
果たして今の店主ノートをこうやって載せてることができただろうか。と思うと。
神様、仏様、ご先祖様は見捨てなく微笑んでくれたんだろうな。
その後、何とか店は順調に回り始めたんですけど…
半年後に初めて情けなく悲しく自分を責めた事が起こったんです。
それは…
すいません。
昨日は市場が休みだったので
魚屋に早めに行かないと良い魚介類くん達が他の店主に買われてしまうので。
続きは次回に
宜しくお願い致します。
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